早田ひな(はやた ひな)は、
パリオリンピック代表の卓球選手です。
日本女子卓球のエースとして、
パリオリンピックでの活躍が
期待されていましたが、
シングルスでは、
見事、銅メダルを獲得しましたね。
素晴らしいです。
ただ、
左腕を怪我してしまいました。
シングルスは何とか戦い抜きましたが、
団体戦は大丈夫なのでしょうか。
心配ですね。
2024年パリオリンピック
卓球団体戦で日本女子卓球チームは、
絶対的王者として君臨する中国に勝って、
悲願の金メダルを獲得することを
期待されています。
2024年2月24日に行われた、
世界卓球2024団体戦女子決勝では、
結果は2-3で中国に負けましたが、
過去の決勝とは、
あきらかに違いましたね。
過去の決勝は、
どうせ中国に勝てるはずがない。
やっぱり、負けたね。
力の差がありすぎるという感じでした。
しかし、
世界卓球2024団体戦女子決勝は、
私も見ていましたが、
中国に勝てるかもしれない。
と初めて思いましたね。
大興奮の決勝戦でした。
この試合で初めて、
もしかしたら、
パリオリンピックで、
中国に勝てるかもしれないな。
と思いました。
そんな、
大一番を前に、
早田ひな選手の怪我の状況や、
中国に勝てる可能性を探ってみました。
早田ひなはいつ怪我をしたの?
私が、早田ひな選手の怪我に気づいたのは、
シングルス準決勝での孫穎莎(そん えいさ)との
試合です。
左腕に黒いテーピングをしていて、
ああ、
怪我したんだなと思いました。
試合もストレートで
あっさり負けましたね。
でも、
早田ひな選手は、
シングルス3位決定戦では、
シングルス準々決勝で
平野美宇(ひらの みう)に勝った
韓国のシン・ユビン選手に
見事に勝ったので、
怪我はしてるが、
軽傷なのかと思いましたが、
そうではありませんでしたね。
早田ひな選手は、
シングルス3位決定戦を棄権をするかどうか
直前まで迷うぐらいの怪我でした。
詳しく調べていくと、
どうやら、
シングルス準々決勝の
北朝鮮の選手との試合で痛めてしまいました。
北朝鮮の選手は、
スピンが強くて、
長いラリーが続いたことで、
左腕に負荷がかかり
痛めたようですね。
痛みは相当で、
普段の20~30%くらいの力しか出ない。
実際に腕が痛くて、
ドライヤーを持てないと言ってるので、
相当痛いのですね。
そんな、状態でよく
シングルス3位決定戦に出て、
しかも勝ちましたね。
凄いとしかいいようがないです。
シングルス準決勝が終わってから、
睡眠時間を削って、
7時間も治療を受けていたと言っているので、
かなり状態が悪かったのですね。
早田ひな選手が言うには、
試合開始の5分前まで治療をしていたが、
痛みが引かず、
もうだめかもしれないと、
思ったとのことです。
しかし、
まさに試合開始の5分前に
医師の判断で、
痛み止めの注射を打ち、
それが効きましたね。
早田ひな選手は、
下記コメントしています。
試合に入る5分前までは
自分が100ができるとしたら、
20、30%の力でどう戦うかという状態。でも、注射で100%くらいに
5分前に戻ってきた。そこからは後悔しないように
1ゲーム1ゲーム集中してやっていた
見事、怪我を乗り越えて、
銅メダルを獲得できて、
本当に良かったですね。
早田ひなの怪我は団体戦に影響はあるのか?
早田ひな選手は、団体戦に向けて、
下記のようにコメントしています。
平野選手と張本選手は(今大会の)
メダルを持っているわけじゃないので。メダルに向けて、
自分はどうなってもいいと思っているので。メダルを獲るために、
3人で一致団結して
金メダルを目指して頑張りたい
気持ちはとても前向きですね。
エースとしての強い自覚を感じます。
2024年8月5日に団体戦の1回戦の
対ポーランド戦が行われ、
3-0で無事勝ちました。
しかし、
初戦から見てましたが、
驚きました。
早田ひな選手は、
平野美宇選手との
初戦のダブルスで出てきました。
正直、
え?
と思いました。
なぜなら、当初は、
ダブルスは、
平野美宇・張本美和ペアで、
早田ひな選手は、
シングルス2戦で出る
と予想されていたからです。
テレビを見ていた私は、
やはり、
早田ひな選手の怪我は深刻で、
団体戦に大いに
影響があるなと思いました。
しかし、
団体戦は、先に3勝した方が勝ちです。
3-0で勝てる相手なら、
考え方によっては、
シングルスは、
平野美宇選手と張本美和選手に任せて、
怪我してる早田ひな選手は、
腕の負担が軽くなるダブルスのみが
いいかもしれないなと思うようになりました。
つまり、
ダブルスは交互に打つので、
左腕の負荷も単純に半分になるし、
フォアより、
バックハンドの方が
腕の負担が大きいので、
ダブルスであれば、
バックハンドを打つ回数も少なくなるので、
このパターンがベストかもですね。
実際の試合を見ると、
やはり、
腕の負担がかかる
バックハンドでの
ミスが少し目立ちましたし、
さらに、
久しぶりの平野美宇選手との
ダブルスなので
コンビネーションは、
大丈夫なのかと
不安もありましたが、
そつなく、
3-1で勝ちました。
1回戦のダブルスを見た感じでは、
決勝まであと2回
実践を経験できるので、
なんとかなりそうだな
という期待は持てましたね。
そして、2戦目シングルスの張本美和選手と
3戦目シングルスの平野美宇選手は、
ともに、
あぶなげなく3-0で勝ちました。
1回戦は予定通り、
ポーランドに3-0で勝ち、
早田ひな選手は、
ダブルスのみの出場で済みました。
左腕の負担は最小限で済みましたね。
8月6日の準々決勝タイ戦も、
1回戦と同じで、
初戦のダブルスが、
早田ひな選手・平野美宇選手のペア。
2戦目のシングルスが張本美和選手。
3戦目のシングルスが平野美宇選手。
いずれの試合も、
3-0で勝ちました。
初戦のダブルスももちろん見ましたが、
早田ひな選手は、
1回戦よりも動きが良かったですね。
左腕も良くなっているように
私には思えました。
負担がかかるバックハンドも
ミスはありましたが、
1回戦よりは良かったですね。
元々、
早田ひな選手は、
ダブルスの名手と言われていて、
色々な選手とペアを組み、
結果を出しています。
平野美宇選手とも、
2022年9月のWTTコンテンダー で
ペアを組み、女子ダブルスで優勝しています。
案外、
早田ひな選手・平野美宇選手のペアは、
最適かもしれないですね。
前述のように、
早田ひな選手は、
ダブルスの名手ですし、
平野美宇選手は、
東京オリンピックで、
石川佳純選手とペアを組んで、
オリンピックの団体戦ダブルスを
経験しているし、
同学年で気心も知れてる。
もしかしたら、
怪我の功名になるかもしれないですね。
早田ひなは怪我してるが、中国に勝って、金メダルを獲得できるか?
中国に勝ちそうなところまで追いつめた、
世界卓球2024団体戦女子決勝が終わった後、
私は、勝手ながら、
中国に勝つための条件を考えました。
1.平野美宇(ひらの みう)の調子のピークを
団体決勝にバッチリ合わせる。
2.張本美和(はりもとみわ)が、
中国選手に勝てるぐらいに成長する。
3.エースの早田ひなが、
確実に中国選手から1勝する。
この時は、
上記のように考えたわけですが、
早田ひな選手が、怪我したので、
中国に勝つための条件の
3が適用できなくなりました。
そこで、
またまた勝手ながら、
中国に勝つための条件を再度考えてみました。
1.早田ひな選手・平野美宇選手の
同学年コンビで、
初戦のダブルスで、中国に勝つ。
2.張本美和選手が、
中国選手に勝てるぐらいに成長していて、
シングルス2戦のうち1勝する。
3.平野美宇選手の調子のピークが
団体決勝にバッチリ合い、
シングルスでも中国に勝つ。
どうでしょう。
これで3勝です。
中国に勝って、
金メダルを獲得です。
そううまくはいかないと思いますが、
中国に勝つチャンスはあります。
日本の金メダルを獲得期待して、
みんなで応援しましょう。

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