甲斐拓也（かい たくや）選手は、
読売ジャイアンツに所属する
プロ野球選手です。32歳です。
日本プロ野球界を代表する
「守備型捕手」の一人であり、
強肩と卓越したリード力で
チームの勝利に貢献してきました。
特に2017年から
ソフトバンクの正捕手として定着し、
2018年には「甲斐キャノン」
と称される強肩で
盗塁阻止率.447を記録。
日本シリーズでも圧倒的な存在感を見せ、
MVPに輝きました。
その後も正捕手としてチームを支え続け、
侍ジャパンにも選出。
WBC2023では、日本代表の捕手として
優勝に貢献しました。
そして、今シーズンから
大型契約で読売ジャイアンに移籍。
なんと、
3月15日と16日には、
メジャーリーグの開幕戦を前に行う
プレシーズンマッチで
あの大谷翔平選手を
擁するロサンゼルスドジャースとの
試合も控えているんですよね。
世界最高峰の打者たちに、
甲斐キャノンは通用するのでしょうか？
楽しみですね。
何かと話題に上がる
甲斐拓也選手ですが、
「2024年の成績はどうだったのか？」
「2025年の契約は適正なのか？」
「今後の年俸推移はどうなるのか？」
気になる疑問をすべて解説し、
甲斐拓也選手の年俸推移と
今後の展望を徹底分析していきます！
甲斐拓也の年俸2025はいくら？最新契約情報を解説！
甲斐拓也選手の年俸2025は、2億1000万円です。
2024年オフにFA宣言をし、
巨人に5年15億円の大型契約で移籍しました。
実は、甲斐拓也選手は
2023年オフの契約更改で
球団の複数年契約の提示を辞退し、
単年の2億1000万円でサインしました。
「（ＦＡ権を）取ってからが本当のプロ野球選手だと感じていた」
と熱い思いを口にしていたのが
印象的でした。
この時から、FAを
見据えていたことがうかがえますね。
2024年シーズンの成績は、
・打率 .256
・本塁打 5本
・打点 43
と一定の貢献を見せました。
一方で、盗塁阻止率は.284とやや低下しました。
これは少し意外ですね。
リードや肩の評価は依然として高いですが、
この数値の低下には投手との連携や、
相手チームの分析の進化 など、
様々な要因が影響しているのかもしれません。
そして、2024年のオフで
熟考した結果、国内FA宣言。
「一度きりの権利だと思っていますし、
野球人生においてもこのタイミングだけ。
権利を使って、
大きな決断にはなると思うんですけど、
いろんな話を聞いてみたい。」
とコメントし、
移籍を見据えた交渉をスタートさせました。
一方の巨人はというと、今季、
岸田、大城卓、小林の３捕手併用で
４年ぶりリーグ優勝を果たした。
結果的に優勝はしましたが、
さらなるバッテリー強化のために
甲斐拓也選手を
本格調査していたのではないでしょうか。
巨人の阿部監督は昨年11月下旬には
「来て欲しいよね。
何で甲斐くんが欲しいかって、
絶対的な司令塔が欲しいから。絶対的な司令塔がいればチームにとっても、
とてつもない安心感がある。そういう支柱が欲しい」
とラブコールを送っていたのが
印象的でしたね。
甲斐拓也選手は移籍を決める際に、
「一番、自分を必要としてくれる球団に行く。」
と宣言していました。
ここまで熱烈なラブコールを受けたら、
心は揺れますよね。
2025年、甲斐拓也選手は
守備の要としての役割
を果たすことはもちろん、
「チームを引っ張れるか」 が
カギとなるシーズンになりそうです。
これまでも強肩とリード力では
絶大な評価を得ていましたが、
新天地でのプレッシャーの中で
どれだけチームを支え、
勝利へ導けるかが問われます。
巨人の捕手陣は層が厚く、
激しい競争の中で
どのように存在感を示すのか。
そのリーダーシップが、
シーズンの流れを左右するかもしれません！
甲斐拓也の年俸推移を徹底分析！変動の理由とは？
まずは、これまでの年俸推移と成績を振り返ってみましょう。
| 年度 | 年齢 | 年俸 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁阻止率 |
| 2011 | 18 | 300万円 | – | – | – | – |
| 2012 | 19 | 270万円 | – | – | – | – |
| 2013 | 20 | 270万円 | – | – | – | – |
| 2014 | 21 | 500万円 | – | – | – | – |
| 2015 | 22 | 600万円 | – | – | – | – |
| 2016 | 23 | 600万円 | .167 | 0 | 1 | – |
| 2017 | 24 | 900万円 | .232 | 5 | 18 | .324 |
| 2018 | 25 | 4000万円 | .213 | 7 | 37 | .447 |
| 2019 | 26 | 6500万円 | .260 | 11 | 43 | .342 |
| 2020 | 27 | 1億1000万円 | .211 | 11 | 33 | .328 |
| 2021 | 28 | 1億6500万円 | .227 | 12 | 44 | .452 |
| 2022 | 29 | 2億1000万円 | .180 | 1 | 27 | .343 |
| 2023 | 30 | 2億1000万円 | .202 | 10 | 44 | .329 |
| 2024 | 31 | 2億1000万円 | .256 | 5 | 43 | .241 |
| 2025 | 32 | 2億1000万円 | – | – | – | – |
甲斐拓也選手は、2010年の
育成ドラフト6位で
福岡ソフトバンクホークスに入団。
支度金300万円、年俸270万円という
プロ野球選手としては
最低ランクの契約でスタートしました。
最初の数年は、2軍や3軍の試合に
出場することになりました。
育成選手として地道に努力を重ね、
2013年のオフに
支配下登録を勝ち取ります。
しかし、なかなか一軍の試合に
出場する機会はなく、
2016年になってようやく
プロ初安打を記録しました。
2017年、甲斐拓也選手は
打率.232、5本塁打、18打点を記録。
特に守備面では強肩を発揮し、
盗塁阻止率.324 を記録しました。
この活躍が評価され、
年俸は900万円から4000万円へと
大幅アップしました。
これはすごいですね。
育成出身の選手がわずか数年で
ここまで這い上がるのは
決して簡単なことではありません。
翌年以降、正捕手としての
地位を固めていくことになります。
2018年、日本シリーズで
6度連続盗塁阻止を達成し、
日本シリーズMVP を獲得。
この圧倒的な守備力により
「甲斐キャノン」の異名がつき、
全国的にその名が
知られることになりました。
2019年には打率.260と
自己最高を記録し、
本塁打11本、打点43と
バッティング面でも成長を見せました。
この年は球団からの評価もさらに高まり、
年俸は1億1000万円に増額されました。
ついに大台に突入！
2020年にはさらに
リード面での評価が上昇し、
ゴールデングラブ賞を初受賞。
2021年には
12本塁打・44打点を記録し、
さらに盗塁阻止率.452という
驚異的な数字を叩き出します。
名実ともに 「日本を代表する捕手」 となり、
年俸は2億1000万円にアップ しました。
育成から這い上がった選手が、
ここまでの地位を築くとは
誰が想像したでしょうか。
しかし、2022年以降は
打撃成績の低迷が目立つようになります。
2022年は打率.180、本塁打1本、
打点27とキャリアワーストの成績に。
それでも守備力と経験を評価され、
年俸は2億1000万円のままでした。
2023年も 打率.202、本塁打10、
打点44 と決して満足できる
成績ではありませんでしたが、
球団は引き続き守備力を評価し、
年俸は据え置きとなりました。
2024年は打率.256、5本塁打、
43打点と 打撃成績を回復させたものの、
盗塁阻止率が.241とキャリア最低となり、
評価は分かれる結果となりました。
2024年オフ、
甲斐拓也選手は国内FA権を行使し、
読売ジャイアンツへ移籍しました。
背番号は「10」。
5年15億の大型契約を結び、
年俸は2億1000万円。
阿部慎之助監督の期待を受け、
新たな環境での挑戦が始まります。
ここまで順調にキャリアを
積み重ねてきましたが、
正捕手として本当の意味で
試されるのはこれからかもしれません。
ここまでの年俸推移を振り返ると、
甲斐拓也選手の成長は
非常に理想的な形で
進んできたことがわかりますね。
若いうちにしっかりと経験を積み、
着実に実績を残し、
それに応じた年俸アップを果たしています。
今後は、打撃の安定感を向上させ、
どれだけチームの勝利に貢献できるかが
課題になってくるでしょう。
背番号10を背負い、
巨人の正捕手として
真のリーダーへと
成長することができるのか。
甲斐拓也選手の覚悟と努力が、
今後どのような結果を生むのか。
野球ファンとして、
その行方を見守りたいところです。
甲斐拓也のプロフィールを紹介！
出身地： 大分県大分市
生年月日： 1992年11月5日
身長・体重： 170cm / 85kg
血液型： O型
投打： 右投右打
ポジション： 捕手
ドラフト年と順位： 2010年 育成ドラフト6位
プロ通算年： 15年目（2025年時点）
経歴： 楊志館高校 → 福岡ソフトバンクホークス → 読売ジャイアンツ
甲斐拓也選手は、
日本プロ野球界を代表する
「守備型捕手」の一人です。
170cmと小柄ながらも、
卓越したリード力と強肩を誇り、
長年にわたりチームの要として
活躍してきました。
甲斐拓也選手がマスクをかぶるだけで、
投手陣の安心感が増すほどの存在感があります。
特に2018年には、
「甲斐キャノン」と称される
圧倒的な送球スピードで
盗塁阻止率.447を記録し、
日本シリーズでは6連続盗塁阻止を達成。
チームの日本一に貢献し、
シリーズMVPを獲得しました。
2023年のWBCでも
日本代表の正捕手として出場し、
世界一に貢献。
安定した守備力と経験値を武器に、
チームを勝利へ導く姿勢が高く評価されています。
まさに、勝利に導く捕手の
理想形だと私は思います。
そして2024年オフ、
甲斐拓也選手はFA権を行使し、
5年15億円の大型契約で、
巨人へ移籍しました。
巨人の阿部慎之助監督から
「絶対的な司令塔が必要だ」
と熱烈なラブコールを受け、
新天地での挑戦を決断しました。
これはつまり、甲斐拓也選手に
「巨人の正捕手として君に託す」
という信頼が込められているということ。
大きな期待を背負いながらも、
それに応えるだけの実力を
持っているのが甲斐拓也選手です。
2025年シーズンは、
強肩とリード力に加えて、
どれだけ打撃面での貢献ができるかが
大きな課題となります。
果たして、 甲斐拓也選手は
巨人の正捕手としての地位を確立し、
新たな伝説を築くことができるのか。
2025年シーズンの活躍に
期待が高まります！
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