宮城大弥(みやぎ ひろや)投手は、
オリックス・バファローズに所属する
プロ野球選手です。24歳です。
卓越した制球力と安定感のある投球で、
リーグ屈指の左腕として活躍。
2021年には最優秀新人賞を獲得し、
以降も先発ローテーションの柱として
チームを支え続けています。
2024年は 防御率1.91 という
圧倒的な成績を残したものの、
7勝9敗 という悔しい結果に。
そして2024年のシーズンオフに、
宮城投手は 年俸2億円 で契約を更改し、
ついに エースナンバー「18」 を背負うことに。
「年俸は順調に上がっている?それとも…」
これまでの年俸推移を振り返りながら、
球団の評価、そして今後のキャリア展望を
詳しく解説していきます!
宮城大弥の年俸2025|契約内容と球団の評価
宮城大弥投手の
2025年の年俸は2億円です。
前年から4000万円の増額は、
球団が宮城大弥投手の投球を
高く評価している証拠でしょう。
2024年は20試合に登板し、
7勝9敗、防御率1.91
という成績を残しました。
勝ち星こそ伸び悩んだものの、
この防御率はリーグでも
トップクラスの水準。
試合を作る能力に優れた
宮城大弥投手の実力は、
誰もが認めるところです。
しかし、
この「7勝9敗」という
数字だけを見ると、
「本当にエースなのか?」
と思う人もいるかもしれません。
実際には、宮城投手が登板した試合で
打線の援護が少なかったことが、
勝ち星の伸び悩みに直結しています。
防御率1点台という安定感を誇りながらも、
味方の援護がなければ
勝てる試合も勝てません。
これは、投手としては
どうしようもない部分であり、
本人にとっても
歯がゆいシーズンだったはずです。
そんな宮城大弥投手にとって、
大きな転機となるのが
2025年シーズンからの
背番号変更でしょう。
オリックスのエースナンバーである
「18」 を背負うことが決定し、
これまで以上にチームの顔としての自覚
が求められます。
この若さで
エースナンバーを託されるというのは、
宮城投手がいかに
球団から信頼されているかを
示していると言えます。
契約更改後の会見では、
宮城投手は
「2025年はもっと勝ち星を増やして、
チームに貢献したい」
と語りました。
この言葉の裏には、
「昨シーズンは悔しさが残った」という
思いがあったのではないでしょうか。
いくら防御率が良くても、
勝ち星がつかなければ
評価されにくいのがプロの世界。
ましてや、2025年からは
「18」を背負う身。
これまで以上に、
チームを勝たせる投球が
求められることになります。
宮城大弥投手は
試合を支配するクレバーな投球
が持ち味です。
2024年は防御率1点台
という安定感を示しましたが、
それだけでは
「真のエース」 とは言えません。
エースに必要なのは
「勝たせる投球」。
2025年は、試合を作るだけでなく、
勝ち星を積み重ねていくことが
大きなテーマになるでしょう。
球団としても、宮城大弥投手に対して
「絶対的エース」 としての
さらなる飛躍を期待しています。
2024年シーズンから日本一の
山本由伸(やまもと よしのぶ)投手が
MLBへ移籍したことで、
オリックスの投手陣は
新たな時代を迎えました。
その中で、宮城大弥投手が
チームの 「柱」 となることが
求められています。
これまで山本由伸投手の後ろで
投げていた立場から、
今度は自分が
ローテーションの軸に
ならなければいけないのです。
また、宮城大弥投手の存在は
チームの若手にも大きな影響
を与えています。
オリックスは近年、
若い投手が次々と台頭してきました。
その中で、宮城大弥投手の
落ち着いた投球や、
試合に対する姿勢は
後輩たちの手本となっています。
宮城大弥投手が
このまま進化を続けることで、
チーム全体の底上げにもつながるでしょう。
2025年のオリックスは、
リーグ優勝、さらには日本一奪還
を目指すシーズンになります。
その中で、宮城大弥投手の役割は
「ただの好投手」から
「チームの勝敗を左右するエース」
へと変わることを期待します。
このシーズン、
どのような成長を見せるのか、
非常に楽しみです。
防御率1点台の安定感に加え、
より多くの勝ち星を
積み重ねることができるか。
そして、真のエースとして
「勝たせる投球」 ができるか。
宮城投手の進化に期待が高まります。
宮城大弥の年俸推移を徹底分析!変動の理由とは?
年度 | 年齢 | 年俸 | 投球回 | 勝敗 | 奪三振 | 防御率 |
2020 | 19 | 770万円 | 16 | 1勝1敗 | 16 | 3.94 |
2021 | 20 | 870万円 | 147 | 13勝4敗 | 131 | 2.51 |
2022 | 21 | 5000万円 | 148.1 | 11勝8敗 | 127 | 3.16 |
2023 | 22 | 8000万円 | 146.2 | 10勝4敗 | 122 | 2.27 |
2024 | 23 | 1億6000万円 | 141.2 | 7勝9敗 | 139 | 1.91 |
2025 | 24 | 2億円 | – | – | – | – |
宮城大弥投手は、2019年の
ドラフト1位で
オリックス・バファローズに入団し、
契約金1億円、年俸770万円で
プロ生活をスタートしました。
高校時代から
完成度の高い左腕として
注目されていましたが、
プロ入り直後は即戦力というよりも
「将来のエース候補」
として期待されていた印象です。
オリックスの投手陣には
有望な若手が揃っていたため、
すぐにローテーション入りする
というよりは、
じっくり育成される方針だったのも頷けます。
1年目の2020年は、
16イニングを投げて1勝1敗、
防御率3.94という成績を記録。
登板機会は限られましたが、
それでもプロの舞台で
一定の適応力を示したのはさすがでした。
ルーキーとは思えない
冷静なマウンドさばきで、
将来のエースとしての
片鱗を感じさせた
シーズンだったと思います。
2021年は、
一気に飛躍の年となります。
13勝4敗、防御率2.51と
素晴らしい成績を残し、
147イニングで131奪三振を記録。
制球力の高さと、多彩な変化球を
駆使したピッチングで、リーグでも
トップクラスの成績を収めました。
特にこの年は、大崩れすることが少なく、
試合を作る能力が際立っていた印象です。
球団の期待も一気に高まり、
年俸は870万円から5000万円へとジャンプアップ。
高卒3年目以内の選手としては、
歴代2位の昇給率となる475%増です。
凄いですね。
プロ入り2年目にして、
すでに「宮城が投げる日は勝てる」
と思わせる存在になっていました。
2022年は、
11勝8敗、防御率3.16。
148.1イニングを投げ、
127奪三振を記録しました。
この年は、球数を抑えるために
投球スタイルを微調整していたのが
印象的でした。
前年のような勢いのある投球よりも、
安定感を重視し、より打たせて取る
投球へとシフトしていました。
そして、同い年の佐々木朗希(ささき ろうき)
とともにWBCに21歳という若さで選ばれ、
出場しています。
2023年は、146.2イニングを投げて
10勝4敗、防御率2.27と
再び圧巻の成績を残しました。
特に防御率はリーグでも
トップクラスで、シーズンを通じて
安定感抜群のピッチングを披露しました。
また、WBC出場の影響で
開幕から出遅れたものの、
先発ローテーションを守り抜き、
チームのリーグ3連覇に大きく貢献しました。
この活躍で年俸は1億6000万円に増額されました。
素晴らしいですね。
2024年は、
開幕からエースとしての
役割を担ったものの、
5月8日の楽天戦で
左大胸筋の筋損傷を発症し、
一時離脱を余儀なくされました。
本来であれば、
大エースだった
山本由伸投手の移籍により、
チームを引っ張る立場として
さらなる飛躍が期待されていましたが、
不運な負傷により
約1か月半の戦線離脱となりました。
順調にキャリアを積み重ねてきた
宮城大弥投手にとって、
この離脱は決して
軽いものではなかったはずです。
エースとしてチームを引っ張る
立場になりつつあった中での負傷は、
本人にとっても
悔しい出来事だったでしょう。
それでも、
復帰後は安定感を取り戻し、
141.2イニングを投げて
7勝9敗ながら、
防御率1.91という
驚異的な数字を記録しました。
勝敗だけを見ると
やや物足りなく感じるかもしれませんが、
援護の少なさが
影響した部分が大きく、
7回以上を無失点で抑えるような
圧巻のピッチングを見せる試合も
多かった印象です。
「数字以上の価値」がある
シーズンだったと言えます。
しかし、チームは優勝を逃し、
前年の年俸倍増とはいきませんでしたが、
年俸2億円の大台で契約を更改しました。
そして、
背番号は「18」に変わりました。
これは、オリックスの
エースナンバーであり、
球団が宮城大弥投手を正式に「エース」
として認めた証でもあります。
ここまで順調にキャリアを
積み重ねてきましたが、
エースとして本当の意味で
試されるのは
これからかもしれません。
ここまでの年俸推移を振り返ると、
宮城投手の成長は非常に理想的な形で
進んできたことがわかりますね。
若いうちにしっかりと経験を積み、
着実に成績を伸ばし、
それに応じた年俸アップを果たしています。
今後は、いかに勝ち星を伸ばし、
タイトルを獲得できるかが
課題になってくるでしょう。
背番号18を背負い、
真のエースへと
成長することができるのか。
2025年の宮城大弥投手に、
ますます期待が高まります。
宮城大弥のプロフィール|経歴・成績・今後の展望
出身地:沖縄県宜野湾市
生年月日:2001年8月25日
身長・体重:172cm / 80kg
血液型:B型
投打:左投左打
ポジション:投手
ドラフト年と順位:2019年 ドラフト1位
プロ通算年:6年目(2025年時点)
経歴:興南高校 → オリックス・バファローズ
宮城大弥投手は、
安定した制球力と
多彩な変化球を武器に活躍する、
オリックス・バファローズの
若きエースです。
2001年8月25日、
沖縄県宜野湾市に生まれ、
4歳の頃に野球を始めました。
少年野球チーム「志真志ドラゴンズ」
に所属し、その後、
宜野湾市立嘉数中学校では
「宜野湾ポニーズ」に入団。
ポニーリーグの
アジア太平洋地域選手権大会で
準優勝を果たし、
U15日本代表にも選出されるなど、
早くから全国レベルでの活躍を見せました。
この頃から
頭角を現していたんですね。
高校は地元の興南高校へ進学。
1年生の春からベンチ入りを果たし、
2年連続で甲子園に出場しました。
特に3年生の夏は
沖縄大会決勝まで勝ち進み、
6試合で61奪三振という圧巻の投球を披露。
惜しくも甲子園出場は逃しましたが、
その実力はプロスカウトの目にも留まり、
2019年のドラフト会議で
オリックス・バファローズから
1位指名を受けました。
これまでを振り返ると
当然の結果ですよね。
プロ入り後、
1年目は二軍で経験を積みながら、
終盤に一軍デビュー。
2021年には
開幕ローテーション入りを果たし、
13勝4敗、防御率2.51
という成績を残して
パ・リーグ最優秀新人賞を受賞。
オリックスのリーグ優勝に貢献し、
一躍球界の注目選手となりました。
以降も安定した成績を残し続け、
2024年には防御率1.91と、
リーグ屈指の安定感を誇る投球を披露。
勝ち星には恵まれませんでしたが、
クオリティ・スタートを積み重ね、
チームの
先発ローテーションを支えました。
宮城大弥投手の
2025年の年俸は2億円です。
さらに背番号は「13」から
エースナンバー「18」に変わりました。
チームの柱としての期待が
より一層高まっています。
宮城大弥投手の強みは、
精度の高いスライダーと
チェンジアップ、
そして直球との
コンビネーションによる
緩急の使い分けです。
打者を翻弄する投球スタイルは、
プロ入り以来、年々磨かれ、
より完成度を増しています。
また、試合の流れを読む能力にも
長けており、大事な場面で
粘り強く投げられるのが持ち味です。
2025年シーズンは、
エースナンバーを背負う
初めてのシーズンとなります。
これまで「若き左腕」として
評価されてきた宮城大弥投手、
ここからは「オリックスのエース」
としての活躍が求められます。
プロ入りから着実に成長を
続けてきた宮城大弥投手。
2025年は、自身のキャリアの中でも
重要な一年となるでしょう。
宮城大弥投手の投球がオリックスの勝利に
どれほど貢献するのか、
今後の活躍に注目です!
コメント