ダルビッシュ有(ダルビッシュ ゆう)選手は、
サンディエゴ・パドレスに所属する
プロ野球選手です。現在の年齢は38歳です。
大阪府羽曳野市出身で、身長196cm、
体重99kgの体格を持ち、右投右打の
スタイルでプレーしています。
かなりの高身長であり、体格も筋肉質です。
この年齢で現在もメジャーの第一線で活躍
しているだけのことはありますね。
2004年のNPBドラフト1位で
北海道日本ハムファイターズに入団し、
2012年にメジャーリーグに移籍しました。
現在はサンディエゴ・パドレスで活躍中で、
2025年でプロ22年目を迎えます。
投手としての特徴は、196cmの長身から
繰り出す多彩な変化球と150以上の速球です。
驚きなのは変化球の種類です。
変化球の種類については、MLB公式の
アソシエイト・プロデューサーが公開した動画で
11球種と紹介されています。
一方、ピッチング分析家は、
「11種類どころか20種類の球種」を持っている
と分析しています。
野球解説者も変化球数が多すぎて
解説で困惑しているというのですから、
なんとも驚きですよね。
2024年シーズンの大きな成果として、
メジャーリーグ通算2000奪三振を
達成しました。
これは日本人投手として初の快挙で、
メジャーリーグ史上90人目の達成と
なりました。
また、2024年シーズン終了時点で
日米通算203勝を達成し、日本人投手
としての新記録を樹立しています。
もう全てが規格外ですよね。
今後のさらなる記録更新がすごく
楽しみです。
そんないまだ衰えを見せない、
進化し続けるダルビッシュ有選手の
年俸や年俸推移が気になりませんか。
最新のプロフィールも合わせて、
徹底解説していきます。
ダルビッシュ有の年俸がすごい!:異次元の契約内容
ダルビッシュ有選手は2023年2月、
サンディエゴ・パドレスと大型契約を
締結しました。
なんとその額は、
6年総額1億800万ドル(約162億円)です。
*1ドル150円で計算しています。
平均年俸は1800万ドル(約27億円)です。
内訳は以下の通りです。
年度(年齢) | 年俸(ドル) | 年俸(円) |
---|---|---|
2023(37歳) | 2400万ドル | 約36億円 |
2024(38歳) | 1500万ドル | 約22億5000万円 |
2025(39歳) | 2000万ドル | 約30億円 |
2026(40歳) | 1500万ドル | 約22億5000万円 |
2027(41歳) | 1400万ドル | 約21億円 |
2028(42歳) | 1400万ドル | 約21億円 |
*1ドル150円で計算しています。
これに加えて契約金が600万ドル(約9億円)
なので、合わせて1億800万ドルです。
さらに、出来高として23年から27年の間に、
サイ・ヤング賞を獲得すると1回につき
100万ドル(約1億5000万円)が
2028年の年俸に加算されます。
36歳でこんな大型契約を結べるなんて、
驚きを通り越して、笑えてきますよね。
なんせ契約終了時には42歳ですから。
「いまだに信じられない。
ドッキリを仕掛けられて
いるんじゃないか」
本人もこんなことを言っているぐらい、
すごいことなんです。
30代後半ともなれば、故障や怪我の恐れが
あるため、単年契約を行うのが一般的です。
一体、どれだけの信頼なんだと思いますよね。
この背景には、やはりダルビッシュ有選手の
野球に取り組む姿勢が大きく評価されています。
36歳のダルビッシュ有選手に
6年契約を提示したパドレスのGMは、
以下のように言っています。
「オフのトレーニングやピッチングへの
意識を見れば、なぜ彼が球界最高クラスの
パフォーマンスを出せるのかが分かる。年齢と共に成績が下降するような
タイプの選手ではなく、息の長い
活躍が期待できる」
やはり、野球に対する意識が高いところが、
かなりの評価に値し、それが実績に繋がって
いるところが大きいですね。
また、こうも言っています。
「本物のアーチスト。
野球への取り組み方や才能、リーダーの資質、
ファン人気などにおいても、長くチームにいて欲しい選手で、
将来もエースとして、トップクラスのパフォーマンスを
みせてくれると信じている」
もはや言うことなしです。
でも、これは決して過大評価ではありません。
ダルビッシュ有選手は2024年シーズンに、
日米通算200勝という歴史的快挙を
遂げています。
野茂英雄(のも ひでお)、黒田博樹(くろだ ひろき)
に続いて史上3人目ですね。
すばらしい快挙です。
ダルビッシュ有選手は30代後半にして
さらに円熟味を増した投球を見せています。
今後も日本人投手の記録更新が期待されます。
ダルビッシュ有選手の才能が今後も
発揮され続けるのか、年俸に注目しつつ、
追っていきたいと思います。
ダルビッシュ有の年俸推移:日本時代からメジャーまで
年度 | 年齢 | 所属 | 年俸 | 試合数 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 | 奪三振 | その他主なタイトル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2005 | 19歳 | 日本ハム | 1500万円 | 14 | 3.53 | 5 | 5 | 52 | – |
2006 | 20歳 | 日本ハム | 3000万円 | 25 | 2.89 | 12 | 5 | 115 | 日本シリーズ優秀選手賞 |
2007 | 21歳 | 日本ハム | 7200万円 | 26 | 1.82 | 15 | 5 | 210 | 最多奪三振、ゴールデングラブ賞、日本シリーズ敢闘選手賞、沢村賞 |
2008 | 22歳 | 日本ハム | 2億円 | 25 | 1.88 | 16 | 4 | 208 | 最多奪三振、ゴールデングラブ賞 |
2009 | 23歳 | 日本ハム | 2億7000万円 | 23 | 1.73 | 15 | 5 | 167 | 最優秀防御率、最多奪三振 |
2010 | 24歳 | 日本ハム | 3億3000万円 | 26 | 1.78 | 12 | 8 | 222 | 最優秀防御率、最多奪三振 |
2011 | 25歳 | 日本ハム | 5億円 | 28 | 1.44 | 18 | 6 | 276 | 最多奪三振、 |
2012 | 26歳 | レンジャーズ | $5,500,000 (約8億2500万円) |
29 | 3.90 | 16 | 9 | 221 | オールスター |
2013 | 27歳 | レンジャーズ | $9,500,000 (約14億2500万円) |
32 | 2.83 | 13 | 9 | 277 | オールスター |
2014 | 28歳 | レンジャーズ | $10,000,000 (約15億円) |
22 | 3.06 | 10 | 7 | 182 | オールスター |
2015 | 29歳 | レンジャーズ | $10,000,000 (約15億円) |
– | – | – | – | – | 故障により全休 |
2016 | 30歳 | レンジャーズ | $10,000,000 (約15億円) |
17 | 3.41 | 7 | 5 | 132 | – |
2017 | 31歳 | レンジャーズ/ドジャース | $11,000,000 (約16億5000万円) |
31 | 3.86 | 10 | 12 | 209 | オールスター |
2018 | 32歳 | カブス | $25,000,000 (約37億5000万円) |
8 | 4.95 | 1 | 3 | 49 | – |
2019 | 33歳 | カブス | $20,000,000 (約30億円) |
31 | 3.98 | 6 | 8 | 229 | – |
2020 | 34歳 | カブス | $8,148,148 (約12億2000万円) |
12 | 2.01 | 8 | 3 | 93 | – |
2021 | 35歳 | パドレス | $23,000,000 (約34億5000万円) |
30 | 4.22 | 8 | 11 | 199 | オールスター(辞退) |
2022 | 36歳 | パドレス | $20,000,000 (約30億円) |
30 | 3.10 | 16 | 8 | 197 | – |
2023 | 37歳 | パドレス | $24,000,000 (約36億円) |
24 | 4.56 | 8 | 10 | 141 | – |
2024 | 38歳 | パドレス | $15,000,000 (約22億5000万円) |
16 | 3.31 | 7 | 3 | 78 | – |
2025 | 39歳 | パドレス | $20,000,000 (約30億円) |
– | – | – | – | – | – |
2026 | 40歳 | パドレス | $15,000,000 (約22億5000万円) |
– | – | – | – | – | – |
2027 | 41歳 | パドレス | $14,000,000 (約21億円) |
– | – | – | – | – | – |
2028 | 42歳 | パドレス | $14,000,000 (約21億円) |
– | – | – | – | – | – |
*1ドル150円で計算しています。
ダルビッシュ有選手は契約金1億円、
年俸1500万円、出来高5000万円で
プロ生活をスタートしました。
これは、当時の高卒新人として
史上3人目の最高条件で仮契約を
締結しました。
ちなみに、
1人目は松坂大輔(まつざか だいすけ)、
2人目は寺原隼人(てらはら はやと)です。
順風満帆なスタートと言っても過言では
ありません。そして、そこからは年俸が
右肩上がりです。
2005年は5勝5敗と控えめな成績でしたが、
それ以降の実績は驚異的です。
9シーズン連続で二桁勝利を達成し、
さらに5年連続で防御率1点台という
卓越した成績を残しています。
この一貫した高いパフォーマンスが、
ダルビッシュ有選手の真価を
物語っていますよね。
到達しました。伸び率がすごいですね。
メジャーは黙ってはいません。
「メジャーには行きたくない」
「行くくらいなら辞めます」
では、なぜ行くことになったのか。
「日本には自分を燃え上がらせるような
打者がいなくなったため」「後押しするファンの声があったため」
と初めて語った。
そんな気持ちも見えてきます。
ここからは年俸が急上昇でした。
今ではメジャーでのキャリアの方が長くなり、
年俸推移も日本にいたころとは、
比較にならないものとなりました。
42歳を迎えたあとのキャリアはどうなるのか、
気になるところですが、とりあえず今後の活躍を
みんなで応援していきたいですね。
ダルビッシュ有のプロフィール:38歳の今も進化し続ける投手
ダルビッシュ 有(だるびっしゅ ゆう) 投手
出身地 大阪府羽曳野市
生年月日 1986年8月16日(38歳)
身 長 196cm
体 重 99kg
血液型 A型
投 打 右投げ右打ち
ドラフト年(順位) 2004年(1位)
プロ通算年 21年
経 歴 東北高 – 日本ハム05年〜11年 – レンジャーズ12年〜17年 – ドジャース17年(途中移籍) – カブス18年〜20年 – パドレス21年〜
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