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田中将大の年俸は巨人移籍後はどうなるの?過去の年俸推移と成績は?

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野球
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田中将大(たなか まさひろ)投手は、
日米で輝かしい成績を収めてきた
日本を代表するプロ野球選手です。

現在36歳です。

日米通算200勝まであと3勝に迫っている
田中投手ですが、

今シーズン終了後に楽天を自由契約
となり、

その去就が注目されていましたが、
巨人への移籍が決まりましたね。

各球団とも田中投手獲得に
消極的な姿勢をみせていたので、
無事に巨人に決まってひと安心ですが、

気になるのは移籍後の田中投手の年棒
ですよね。

巨人は田中投手に対し、
いくらの年棒額を提示したのでしょうか。

さらに、
楽天退団の理由や、巨人が田中投手を
獲得した理由等も気になります。

そこで今回は、
田中投手電撃移籍の経緯から年棒を予想、

さらに田中投手のこれまでの年棒推移や
成績等についても調べてみました。





田中将大の巨人移籍後の年棒はどうなる?

今回の移籍で巨人が田中投手に提示した
年棒額を予想するにあたり、
以下の2点について調べてみました。

・楽天の提示額と田中投手の退団理由
・巨人が田中投手を獲得した理由

まず、楽天が提示した来季の年棒額と
田中投手の退団理由についてですが、

楽天が減額制限(年俸1億円超は40%)を
超える条件を提示し、

田中投手がこれに合意しなかった為
とされています。

楽天の石井SDはオンライン会見で
以下のように説明しています。

「今季の登板がわずか1試合に終わった
ということもあり大幅に減超したのは事実。」

「選手の同意を得られない場合、
球団は選手に対して保留権を
放棄しないといけないので。」

「そういう流れで、最後は本人から
自由契約にしてほしいということだった。」

一方、田中投手は楽天退団を決意した
理由について、

記者会見の場で、
条件面の不満で退団を決断したわけではない
という事を強調した上で、

以下のように語っています。

「個人的に受けた印象としては、
もう期待はされていないんだなと。

やりがいというところを
素直に感じられなかった」

「(楽天から)オファーをいただいた
という事実はあるが、個人的には実質、
居場所がないんじゃないかと受け取った」

田中投手は、
条件面の不満で退団を決断したわけではない
としているものの、

提示されたあまりにも低い額を見て、
「自分の今の価値はそこまで低いのか」と、

球団の自分への期待度の低さと
受け取りました。

球団との交渉は実質1回。
しかもわずか15分くらい話しただけ
と明らかにした田中投手。

退団を決意した真相は不明ですが、
球団側とのコミュニケーション不足も
一つの要因になったかもしれませんね。

個人的には、
楽天で200勝達成してもらいたかったですけど、
こればっかりはしょうがないです。

そして、
交渉の席で楽天側が田中投手に提示した
来季の年棒は、

5000万円程度だった
とみられています。

今年の田中投手の年棒が推定2億6000万円
ですから、

5000万円だとしたら約80%ダウンです。

今シーズンは、
昨年受けた右肘の手術の影響もあり、
1勝もできなかった田中投手ですが、

それにしても低過ぎですよね。

次に、
巨人が田中投手を獲得した理由について
調べてみました。

自由契約となった後も、
田中投手獲得に名乗りを上げる球団が
なかなか現れない中、

12月15日、田中投手の巨人への電撃移籍が
決まりましたね。

引退の危機も囁かれ始めていたので、
無事に移籍先が決まって私もほっとしました。

巨人が田中投手を獲得した理由には
次のような事情があったと考えられています。

一つ目は、
今季15勝を挙げ、4年ぶりのリーグ優勝に
貢献した菅野智之(すがの ともゆき)選手が

海外FAでメジャーに挑戦する為、
(オリオールズに決まりましたね)

その穴埋めとしての先発投手の補強が
必要だった事です。

来シーズンの田中投手に、
菅野投手並みの活躍を期待するのは
酷かもしれませんが、

田中投手獲得の大きな理由になった事は
間違いなさそうです。

二つ目は、
球界の重鎮たちによる田中投手への
救済ムードが日増しに高まっていった事です。

ソフトバンクの王貞治(おお さだはる)
球団会長をはじめ、
中畑清(なかはた きよし)巨人OB会長らが

公の場で次々とレジェンド右腕の行く末を
案じるコメントを発信した事で、

田中投手獲得の流れが強まっていきました。

そして最終決断には、
13年のWBCで田中投手と共闘した阿部監督の
意向が大きく影響しましたね。

来季の巨人は先発候補が全員20代と若返りに
成功したものの、

長いペナントレースを戦い抜く上で必要な
経験豊かなリーダー的存在が不在になる為、

日米で多くの修羅場をくぐってきた
田中投手の経験がきっと役に立つはずです。

私は、巨人ファンではないですが、
期待したいですね。

来シーズンの田中投手には、
先発メンバーとしてできるだけ多く登板
して活躍してもらいたいのは勿論ですが、

チームの精神的支柱になって、
若手が多い巨人の投手陣を牽引して
くれる事にも期待したいですね。

そして気になるのは、
巨人が田中投手に提示した年棒ですが、

楽天が提示したとされる約5000万円
よりは高い金額とみられてますが、
実際はどうなんでしょうね。

近いうちに明らかにされるかも
しれませんが、

田中投手が楽天を退団する時に語っていた、

「とにかく期待かけてもらってやりがいを
感じるところでやりたいのが一番です。」

という想いに答える意思を示す金額として、

ずばり”1億円”の金額は最低でも提示して
あげていてほしいですね。

次は、
田中投手のこれまでの年棒の推移と成績
について所属球団ごとに紹介していきます。



田中将大の年俸推移(楽天入団~メジャー移籍前)

年棒推移と成績(楽天入団~メジャー移籍前)

年度(年齢) 所属球団 年棒 勝敗 防御率
2007年(19歳) 楽天 1500万円 11勝7敗 3.82
2008年(20歳) 楽天 6000万円 9勝7敗 3.49
2009年(21歳) 楽天 7500万円 15勝6敗 2.33
2010年(22歳) 楽天 1億8000万円 11勝6敗 2.50
2011年(23歳) 楽天 2億円 19勝5敗 1.27
2012年(24歳) 楽天 3億円 10勝4敗 1.87
2013年(25歳) 楽天 4億円 24勝0敗 1.27

※金額はいずれも推定額

田中投手は、
2006年9月にドラフト1巡目で楽天に
入団します。

契約金1億円+出来高、年俸1500万円
からのスタートでした。

高卒ながら、契約金上限一杯の
最高条件ですね。

凄いですね。
入団前から期待されていたんですね。

田中投手は、
プロ入り1年目から先発ローテーション
に入り、

この年、11勝7敗でパ・リーグ新人王を
獲得しています。

プロ入り4年目の2011年には
シーズン19勝をあげ、

防御率もプロ野球歴代5位、
パ・リーグ歴代2位となる1.27を記録。

この年の田中投手は、

ベストナイン、最優秀防御率投手、
最優秀投手、最多勝利投手、沢村賞、
ゴールデングラブ賞など

数々のタイトルを総なめにしました。

凄いとしか言いようがないですね。

そういえば、野村克也監督が、
「マー君神の子不思議な子」と
監督インタビューでよく言っていましたね。

この頃の田中投手はまさに無双状態でした。

さらに2013年には、
前人未踏のシーズン無敗の24連勝を
成し遂げ、

3つの連勝記録がギネス世界記録に認定
されました。

この年の田中投手は本当に神がかって
いましたね。

連勝記録をどこまで伸ばすのか
私もわくわくしながら観戦していた
のを思い出します。

最終的に連勝記録が途絶える事は無く、
その年の楽天日本一に大きく貢献しました。

そんな輝かしい活躍をした田中投手の
当時の年棒の推移としては、

プロ4年目で1億円を突破。
プロ6年目で3億円に到達。

メジャー移籍前のプロ7年目には
4億円に到達。

年棒は年を重ねるごとに急上昇して
いきました。

これだけの成績を収めていれば、
この年棒も決して高くはないですよね。

田中投手は、
これらの輝かしい成績を引っ提げ、

2014年から
メジャーに挑戦する事になります。



田中将大の年俸推移(ヤンキース)

年棒推移と成績(ヤンキース)

年度(年齢) 所属球団 年棒(日本円) 勝敗 防御率
2014年(26歳) ヤンキース 23億円 13勝5敗 2.77
2015年(27歳) ヤンキース 23億円 12勝7敗 3.51
2016年(28歳) ヤンキース 23億円 14勝4敗 3.07
2017年(29歳) ヤンキース 23億円 13勝12敗 4.74
2018年(30歳) ヤンキース 23億円 12勝6敗 3.75
2019年(31歳) ヤンキース 23億円 11勝9敗 4.45
2020年(32歳) ヤンキース 8億5000万円 3勝3敗 3.56

※金額はいずれも推定額
※1ドル=当時のレート105円で換算

田中投手は、
コロナで短縮シーズンだった2020年
を除けば、

メジャーでの6年間全てで二桁勝利を
記録しています。

メジャーの通算成績は、
7年間で78勝46敗という成績でした。

メジャーでも見事な活躍でしたね。

次に年棒についてですが、

田中投手は、
総額1億5500万ドル(約162億円)の
7年契約でヤンキースに入団しました。

平均年俸は、約2200万ドル(約23億円)です。

楽天時代に比べて、
一気に金額が跳ね上がりましたね。

因みに、
メジャー移籍前の楽天時代の年棒の7年間
の総額でも12億7,000万円ですから、

ヤンキース時代の田中投手は、
毎年、楽天時代の7年間分を超える年棒を
貰っていたという事ですよね。

さすがはメジャー、夢がありますね。

メジャー最後の年となった2020年は、

新型コロナウィルスの影響で、
シーズンが本来の162試合から60試合に
大幅に短縮されてしまいました。

その際、
選手の年俸も日割り計算となった為、
2020年の年棒は、8億5000円となりました。

確かに、ヤンキース時代の7年間の
長期契約は凄かったです。

でも、私個人の感覚としては、
田中投手はお金にはそこまで
執着していなかったと思います。

ただ、ヤンキースに愛着を持っていたと思います。

なぜなら、田中投手の7年契約の中には、
4年終了後にオプトアウトの権利が
含まれていましが、使いませんでした。

当時、田中投手がオプトアウトすれば、
6年~7年総額1億5000万ドル~2億1000万ドル位
の長期大型契約が期待できると言われていました。

オプトアウトの権利行使をすれば、
ヤンキースと契約延長するか、
FAになって他球団も含めた争奪戦になります。

もしFAになれば、
獲得に手をあげる球団が複数あると
言われていました。

しかし、
同時にヤンキースは契約延長はしないだろう
と言われていて、

田中投手は新たしい球団に
移籍するだろうと言われていました。

結果、田中投手はオプトアウトの
権利行使をしなかった。

長期大型契約で他球団に移籍するよりも
田中投手はヤンキースに残りたかったのだろうと
報道されていました。

実際は分かりませんが、
私もそうだったんだと思っています。

そして、7年契約が終了した時、
田中投手の市場価値は、
残念ながら低下していました。

だから、オプトアウトの権利行使を
すれば良かったのにと言っていた人もいます。

それでも、エース級の働きは期待できないが、
まだまだローテーションの一角を任せられる
力はあり、

3年総額3300万ドル~3900万ドルくらいの
契約はできるだろうと言われていました。

実際に複数球団が名乗りを上げていたと
言われています。

しかし、
その中にまたまたヤンキースがいなかった。

ギリギリまでヤンキースとの契約を
待っていたけれども叶わなかった。

だから、日本に戻ることにした。
私は、そう思っていました。

日本復帰は、もちろん楽天一択です。

楽天復帰は、2年契約でしたが、
1年後のオプトアウトの権利も入っていました。

田中投手は、もし楽天で大活躍できれば、
また、ヤンキースに戻れると
思っていたのではないかと思います。

それは叶いませんでしたが、
それほど田中投手は、お金ではなく、
球団に愛着をもっていた。

メジャーリーグは、ヤンキース。
日本プロ野球は楽天。

だからこそ、今回の楽天退団は、
やはりお金ではなく、

田中投手の球団への愛着を
裏切るような何かがあったのではないか、
と私は思っています(そう思いたい)。

巨人には、中学まで一緒に野球をやっていた
坂本勇人(さかもと はやと)選手がいます。

今度は、巨人に愛着をもって
ぜひ復活してもらいたいです。



田中将大の年俸推移(楽天復帰後)

年棒推移と成績(楽天復帰後)

年度(年齢) 所属球団 年棒(日本円) 勝敗 防御率
2021年(33歳) 楽天 9億円 4勝9敗 3.01
2022年(34歳) 楽天 9億円 9勝12敗 3.31
2023年(35歳) 楽天 4億7500万円 7勝11敗 4.91
2024年(36歳) 楽天 2億6000万円 0勝1敗 7.20

※金額はいずれも推定額

2021年に楽天に復帰した田中投手は、
今年退団するまでの4年間で、

20勝33敗と、
思うような成績が残せませんでした。

特に今シーズンは、
去年行った右肘の手術の影響で、
1軍での登板は1試合にとどまり、

プロで初めて勝ち星をあげられない
シーズンとなりました。

年棒については、

楽天復帰時は、
2年契約で推定年俸は9億円+出来高払い
と破格の提示額での契約だった為、

2021年、2022年の田中投手の年棒は
日本球界最高年俸額となりました。

楽天の、
当時の田中投手に対する期待度の
高さが分かりますね。

その後は、田中投手の成績とともに
年棒も大幅にダウンし、

2023年は4億7500万円、
2024年は2億6000万円と
推移しています。

楽天は田中投手に対し、
2023年以降、3年連続で減額制限を超える
低い額を提示していたんですね。

今シーズンは思うような
結果が出せなかった田中投手ですが、

巨人のユニフォームを纏う事になる
来シーズンには、

再び全盛期の頃のような、
切れのあるスプリットとスライダーで

三振の山を築く姿を見せてもらいたい
ですね。

そして、
日米通算200勝を達成できるように
みなさんいっしょに応援しましょう

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