岩崎こよみ(いわさきこよみ)は、
女子バレーボールの日本代表選手です。
2024年5月16日から開幕したネーションズリーグで
正セッターとして活躍しています。
去年のワールドカップバレーには
出ていなかったので、
第1戦のトルコ戦を見たときの正直な感想は、
失礼を承知で言うと、誰？
と思いました。
始めは、しっくりきていなかったのですが、
第3戦のドイツ戦の活躍を見て、
ああ、日本代表にとって必要な選手だと
思いました。(上から目線ですみません。)
実況解説の中で、
出産後、日本代表に復活?だとか。
子供に?とか聞こえてきましたが、
彼女のことに関しては、
何も知らなかったので、
色々と調べてみることにしました。
岩崎こよみは結婚している?夫は？
岩崎こよみは、結婚しています。
夫のことが気になり、調べてみましたが、
東北パイオニア野球部に
所属していたのではないか。
という情報以外、詳細は分かりませんでした。
その他分かったことは、
岩崎こよみの旧姓は「冨永」である。
ということです。
所属チームから、2021-22シーズンより登録名を
「冨永こよみ」から「岩崎こよみ」に
変更すると発表されています。
岩崎こよみに子供はいる？
子供は、2021年5月24日に所属チームのサイトで
第一子となる男の子を出産したことを
報告しています。
ご自身のInstagramで、
子供の写真がよく出ているようですね。
昨日はお子様の誕生日だったとのことで、
ドイツ戦終了後、選手たちから祝われていたと、
インタビューで答えていました。
まだ小さい子供から離れて
代表に復帰することには、
かなり悩んでいたようです。
岩崎こよみは、
古田敦也(元プロ野球選手)さんとの対談で、
次のように答えています。
「代表にまた呼んでもらって、
正直ちょっと来るか悩んだんですよ。やっぱり子どもも小さいですし、
家族のサポートなしでは出来ないですし、『可愛い可愛い息子を置いて
覚悟決めて出来るかな』
とちょっと考えた時もあったんですけど」「『行かない』という
選択をしてしまったら、次の世代に出産して復帰して
代表レベルでやりたいという人にとって、
貢献できないというか、
そういう気持ちがあったので。若い選手がちょっと自分事として
考えてもらえれば良いかなと思います」
並々ならぬ覚悟を感じますね。
そして、次の世代のこともしっかり
考えての行動なのですね。
岩崎こよみは、
20歳で代表デビューしたとのことですが、
未だ果たせていないのがオリンピック出場。
家族と離れる覚悟を決め、
代表に戻ってきました。
そんななか、癒しの時間となっているのが
最愛の息子とのテレビ電話のようですね。
最愛の息子から元気をもらっているとのことです。
次のようにも語っています。
「毎日出来ることが増えたり、
どこで覚えてきたのその言葉？
みたいなこと言ったり、すごく可愛い時期なので、
ずっと一緒にいたい気持ちもありますけど。子どもにとって『母ちゃんカッコイイな』
と思ってもらえるような
母親になりたいですし」「叶わなかった五輪出場っていうところが
自分次第で掴める位置にいるので、母としても選手としても成長出来るように、
一日一日を本当に大事に
過ごしていきたいなと思っています」
最愛の子供のことを心配しながらも、
同時に元気ももらって、
オリンピック出場を目指し、頑張っている。
なんか、カッコイイし、
一気にファンになりました。
応援しましょう！
残りの試合でも活躍して、
パリオリンピック出場をつかみ取り、
パリオリンピックでも正セッターとして
日本にメダル獲得をもたらす活躍を
してもらいたいですね。
岩崎こよみの出身中学や高校は？
岩崎こよみのプロフィールから紹介いたします。
名前：岩崎こよみ(いわさきこよみ)
旧姓：冨永(とみなが)
生年月日：1989年5月1日
出身地：東京都狛江市
身長：175cm
血液型：B型
ポジション：セッター
岩崎こよみの出身中学は、
成徳学園中学校とのことです。
小学校3年生のときに、
姉の影響でバレーボールを始めたようですが、
中学時代の活動履歴みたいなものは、
分かりませんでした。
高校は、名門の下北沢成徳高等学校です。
高校時代はエースアタッカーだったようですね。
キャプテンも務めています。
全日本ジュニア代表として
「アジアジュニア選手権」や
「世界ジュニア選手権」を経験しています。
今、セッターやってるけど、
アタッカーとしても全日本ジュニア代表になる位、
才能があったのですね。
岩崎こよみの高校卒業後は？経歴!
岩崎こよみは、2008年に
Vリーグのパイオニアレッドウィングスに
入団しました。
1年目は、高校時代と同じ
アタッカーをやっていましたが、
2009年4月にセッターに転向しています。
セッターに転向した理由が、
その時にいたセッターが全員辞めてしまって
岩崎こよみがセッターをやることに
なったとのことです。
これも運命ですね。
もしアタッカーを続けていたら、
今、日本代表にいなかったかもしれないし、
もっと凄くなっていたかもしれないし、
どうなっていたのでしょうかね。
2009年4月に全日本女子代表メンバーに
セッターとして登録されました。
同年のモントルーバレーマスターズで
国際大会デビューし、
ワールドグランドチャンピオンズカップにも
出場しました。
2010年度も全日本代表候補に登録されています。
セッターに転向して
すぐに日本代表に選ばれるなんて凄いですね。
もともとセッター向きだったのか、
どのポジションでもできる
バレーボールの才能が凄ごかったのか。
いずれにしても、
凄いなという言葉しか出てきません。
その後順調にキャリアを重ねていきましたが、
試練がやってきます。
2012年12月8日、
Vプレミアリーグの対岡山シーガルズ戦の最中
左足アキレス腱断裂の重傷を負い、
長期離脱を余儀なくされてしまいました。
スポーツ選手に怪我はつきものですが、
リハビリとか大変そうですね。
それでも、バレーボールを辞めることなく、
困難を乗り越えて、
2013年の「第68回国民体育大会バレーボール競技」
で復帰し、
同大会で12年ぶりの優勝を果たしました。
また、セッターのポジションでありながら、
最高到達点305cm
(絶対的エースの古賀紗理那と同じ？)の
高さを生かし、
試合途中ではライトアタッカーとしても
活躍しています。
やっぱり、凄いですね。
これだけ活躍してるのに、
また試練がやってきました。
2014年5月にパイオニアレッドウィングスは
廃部となりました。
怪我を乗り越えたら、次はチームが廃部とは、
心が折れそうですけど、これも乗り越えましたね。
同年7月11日、
上尾メディックス（現・埼玉上尾メディックス）へ
移籍しました。
移籍することで、心機一転ですね。
2017年3月、中田久美体制の
全日本メンバーに登録され、
2009年以来、8年ぶりに
全日本代表へ復帰しました。
2017年9月8日、
ワールドグランドチャンピオンズカップ2017の
ブラジル戦に出場し、
バックアタックを積極的に取り入れるトスワークで
前回大会と今季ワールドグランプリを制した
女王を揺さぶり、フルセットの末
このゲームに勝利しました。
同年7月に仙台で行われた
ワールドグランプリ予選から数え、
女王ブラジル相手に2連勝。
これは実に30年ぶりとなる快挙だそうです。
日本代表でまだまだやれることを見せつけました。
2017年は、岩崎こよみにとって、
飛躍の年になりましたね。
この活躍が認められたからか、
2018/19シーズンは、
イタリアのラルディーニ・フィロットラーノに
1シーズンの期限付き移籍をしました。
そして、2019年度の全日本代表にも
選出されています。
ここまで、怪我やチームの廃部を乗り越え、
一線級の選手として活躍してきました。
2020年に第一子妊娠のため
2020/21シーズンの公式戦を欠場します。
ここで引退するという選択肢もあったと思います。
でも、岩崎こよみは、出産後に復帰しました。
そして、日本代表に選ばれ、
今回のネイションズリーグで正セッターとして
活躍しています。
何度でも言いますが、岩崎こよみは、
大きなけがや
チームの廃部や移籍などの苦労に加え、
結婚、出産も経験。
人間としてひと回り大きくなって
日本代表に戻ってきたように見えますね。
バレーボール女子日本代表眞鍋政義監督も、
岩崎こよみに期待を寄せているようです。
次のように語っています。
「復活して今年3年目ですけど、
1年目も2年目も（代表に）
選ぼうと思ったんですけど、
子どもが小さいんですよ」「今回、やっと3歳になるからと言うので、
本当に良いです」
眞鍋監督としては、出産後に復帰してから
すぐにでも日本代表に呼びたかった。
でも子供が小さいから我慢した。
タイミングを見計らって、
ある程度子供も大きくなったので
日本代表に選んだ。
といったところでしょうか。
そして、岩崎こよみは、このチャンスを活かして、
今回のネーションズリーグで正セッターとして
活躍しています。
このまま活躍し続けて、
パリオリンピック出場をつかみ取って、
パリオリンピックでも正セッターとして
大活躍してもらいたいですね。
応援しましょう。
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