山本由伸投手は、
2023年12月21日(日本時間22日)に
ドジャースと12年3億2500万ドル(約487億5000万円)
の長期大型契約をしました。
この契約は、投手としては
メジャーリーグ史上最長(12年)であり
最高額年俸となります。
25歳と若く、メジャーリーグで1球も投げてないのに
メジャーリーグ史上投手での最高額年俸。
凄いですよね。
ここまで、どのように
年俸が推移してきたのでしょうか?
オリックス時代から確認していきましょう。
山本由伸の年俸推移オリックス時代
山本由伸は、生年月日1998年8月17日(25歳)。
出身地岡山県。身長178cm。体重80kg。
右投げ右打ち。投手。
出身高校都城高等学校。
2016年ドラフト4位契約金4000万円
年度 | 年俸 | 差額 | 年齢 |
2017 | 500万 | 0 | 19歳 |
2018 | 800万 | 300万 | 20歳 |
2019 | 4000万 | 3200万 | 21歳 |
2020 | 9000万 | 5000万 | 22歳 |
2021 | 1億5000万 | 6000万 | 23歳 |
2022 | 3億7000万 | 2億2000万 | 24歳 |
2023 | 6億5000万 | 2億8000万 | 25歳 |
山本由伸の年俸推移・オリックス時代の成績等からの考察
2017年のプロ1年目は、2軍スタート。
8月20日に1軍初登板。
5試合に先発登板し、
1勝1敗・防御率5.32という成績。
オフに300万円増の推定年俸800万円で契約。
★高卒ドラフト4位入団ながら、
1年目に1軍に昇格したのはさすがですね。
2018年のプロ2年目も開幕は2軍スタート。
4月24日にプロ初のリリーフ登板。
この年は54試合全てにリリーフ登板。
4勝2敗32ホールド1セーブ・防御率2.89と
好成績を収める。
オフに3200万円増の推定年俸4000万円で契約。
★2年目はリリーフとして54試合に登板したのが
光りますね。
年俸5倍増は凄いですね。
2019年は先発へ再転向し開幕ローテーション入り。
20試合の先発登板で8勝6敗であったが、
防御率1.95で自身初タイトルとなる
最優秀防御率を獲得した。
シーズン終了後の11月に開催された
第2回WBSCプレミア12で、
日本代表へ本格デビュー。
セットアッパーとして起用され、
日本の大会初優勝に貢献した。
オフに5000万円増の推定年俸9000万円で契約。
★3年目は最優秀防御率の初タイトル。優秀ですね。
3年目であともう少しで1億円の大台間近の9000万円
まできましたね。
2020年は18試合の先発登板で8勝4敗・
防御率2.20を記録。
また、ソフトバンクの千賀滉大と並ぶ149奪三振で
最多奪三振のタイトルを獲得した。
オフに6000万円増となる
推定年俸1億5000万円で契約。
★4年目も最多奪三振の初タイトルを獲得して
大台を超えました。
順調に年俸を上げています。
2021年は自身初の開幕投手に指名。
2021年6月16日に東京オリンピックの
野球日本代表に選出。
チームの金メダル獲得に貢献。
ベストナイン右投手部門に選出。
26試合の先発登板で18勝5敗・防御率1.39、
勝率.783、奪三振206と圧巻の成績を残し、
史上12人目(球団史上初)の投手四冠を達成。
また、6完投・4完封・193回2/3も
リーグトップであり、
投手7部門トップは2リーグ分立後
初の快挙となった。
絶対的エースに成長し、
2年連続最下位であったチームを
25年ぶりのリーグ優勝に導いた。
全会一致で沢村賞に初選出された他、
最優秀バッテリー賞、ゴールデングラブ賞、
ベストナインを初受賞。
さらにパ・リーグMVPも初受賞となった。
オフに2億2000万円増となる
推定年俸3億7000万円で契約。
★5年目は投手四冠を達成して、
絶対的エースに成長しましたね。
年俸3億7000万円は凄いです。
2022年は26試合に先発登板して
15勝5敗・防御率1.68、勝率.750、
奪三振205という成績で
プロ野球史上初となる
『2年連続での投手四冠』を達成した。
リーグ連覇そしてチームは26年ぶりの日本一を達成
パ・リーグ所属選手では史上初の快挙となる
2年連続となる沢村賞に選出。
その他に最優秀バッテリー賞、
ゴールデングラブ賞、
ベストナインも2年連続で受賞。
さらには2年連続となるパ・リーグMVPを受賞。
オフに2億8000万円増となる
推定年俸6億5000万円で契約。
★6年目は、プロ野球史上初となる
『2年連続での投手四冠』を達成して、
名実ともに日本一の投手になりましたね。
年俸6億5000万円は納得ですね。
2023年は第5回ワールド・ベースボール・クラシック
日本代表に選出。
5回連続5度目となるオールスターに選出。
最終的に防御率はキャリアハイとなる1.21を記録。
これは、パ・リーグ歴代2位の好記録となった。
更に防御率に加え、16勝6敗、勝率.727、奪三振169
という成績で自身が持つプロ野球記録を塗り替える
『3年連続での投手四冠』を達成し、
チームのリーグ3連覇の立役者となった。
3年連続となる沢村賞を受賞、
3度の選出は史上最多タイ、
3年連続受賞は金田正一以来65年ぶり
史上2人目となった。
さらに最優秀バッテリー賞、ゴールデングラブ賞、
ベストナインも3年連続で受賞。
イチロー(1994年 – 1996年)に続く
史上3人目となる3年連続でパ・リーグMVPを受賞。
★7年目は『3年連続での投手四冠』を達成し、
誰からも認められる形で
メジャーリーグに挑戦(移籍)することになりました。
山本由伸の年俸推移ドジャース?
2023年12月22日にロサンゼルス・ドジャースと
12年総額3億2500万ドル(約467億5000万円)の
長期大型契約を結びました。
平均年俸2708万ドル(約40億6200万円)。
これはゲリット・コールがヤンキースと結んだ
9年総額3億2400万ドルを抜き、
MLBの投手では史上最高額となりました。
6年目と8年目の終了時に契約を破棄できる
オプトアウト条項が含まれています。
オリックスへの譲渡金は
5062万5000ドル(約72億円)。
年度 | 支払われる年俸 | 日本円換算 | 年齢 |
2024 | 500万ドル+契約金5000万ドル | 7億5000万円+契約金75億円 | 26歳 |
2025 | 1000万ドル | 15億円 | 27歳 |
2026 | 1200万ドル | 18億円 | 28歳 |
2027 | 2600万ドル | 39億円 | 29歳 |
2028 | 2600万ドル | 39億円 | 30歳 |
2029 | 2600万ドル | 39億円 | 31歳 |
2030 | 2900万ドル | 43億5000万円 | 32歳 |
2031 | 2900万ドル | 43億5000万円 | 33歳 |
2032 | 2800万ドル | 42億円 | 34歳 |
2033 | 2800万ドル | 42億円 | 35歳 |
2034 | 2800万ドル | 42億円 | 36歳 |
2035 | 2800万ドル | 42億円 | 37歳 |
※1ドル150円計算 |
山本由伸のドジャースとの契約・ 年俸以外の付帯条件?
山本由伸のドジャースとの契約での
年俸以外の付帯条件は以下の通りです。
本人の同意なしでのマイナーリーグ降格はなし
ドジャースはフルタイムの専属通訳と
パーソナル・トレーナー、理学療法士を雇用する。
遠征時のホテルはスイートルームを用意。
日本への往復航空券5回分が保証されている。
-但し、他チームにトレードされた場合は
シーズン終了後に契約を破棄できる
※シーズンオフ中のトレード成立に関しては、
翌シーズンが終わってから破棄可能
さらに、周辺環境に関する条項も付帯。
その中には「パーソナルトレーナー、
フィジカルセラピスト、
通訳に対する年間4往復分のビジネスクラス航空券
(1往復最大8500ドル=約123万円)、
家族のための年間1往復分の
プレミアムエコノミー航空券」に加え、
「日本食をできる限り提供する最大限の努力」
というユニークな項目も盛り込まれているという。
★1年位前は、
2億ドル前後の長期大型契約になるのでは?
と言われていて凄いなと思っていましたが、
それを遥かに凌駕する物凄い契約になりましたね。
まさにスーパースターの契約ですね。
当初は、ヤンキースと相思相愛では?
とさかんに報道されていましたが、
山本由伸はドジャースを希望しており、
ドジャースが期待に応える形になりましたね。
12年間あります。焦る必要はありません。
ドジャースのエースとして
長く活躍してもらいたいですね。
期待しましょう。
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