箱根駅伝5区 区間6位 72分12秒
「山の名探偵」として早稲田の山問題を解決出来たかと思います。あと3年間で更に強くなるぞ!!!
本日は応援ありがとうございました!
明日も早稲田大学の応援をよろしくお願いします。#山の名探偵#早稲田の名探偵#早稲田大学#箱根駅伝2024#箱根駅伝 pic.twitter.com/zZDdt2mdWb— 工藤慎作(Shinsaku Kudo) (@k_shinsakusaku) January 2, 2024
工藤慎作(くどう しんさく)選手は、
早稲田大学競走部所属の
陸上競技選手です。
現在2年生です。
”山の名探偵”の愛称で知られる工藤選手。
なんとも興味をそそられる愛称ですよね。
まもなく始まる箱根駅伝2025で、
山登り区間の5区での活躍が期待される、
今大注目されている選手です。
前回の箱根駅伝2024では5区を走り、
ルーキーながら区間6位の好走を披露して
早稲田大学の総合7位でのシード権獲得に
貢献しました。
”山の名探偵”工藤選手の名前が、
広く世間に知られる事になったレース
でしたね。
今回は、
そんな今話題の工藤選手について、
・なぜ”山の名探偵”と呼ばれているのか。
・工藤選手と名探偵コナンの関係。
・早稲田大学での活躍。
・出身高校や中学はどこか。
など、色々調べてみました。
工藤慎作が”山の名探偵”と呼ばれる理由は?
工藤選手に
”山の名探偵”の愛称がつけられたのは、
工藤選手が大学入学前の事です。
参加した鴨川合宿で、
工藤選手の上りの走りを見た
花田勝彦(はなだ かつひこ)監督が、
メガネをかけて走る姿が、
アニメ『名探偵コナン』の主人公、
江戸川コナンを連想させるとして、
箱根駅伝の5区の山と掛け合わせて
“山の名探偵”と命名しました。
花田監督のネーミングセンスに、
座布団1枚をあげたいですね。
命名にあたり、
工藤選手の慎作という名前については
意識していなかったと、
後に語っている花田監督ですが、
工藤慎作という名前の方がむしろ、
コナンの本名の工藤新一を連想させる
と思うのは私だけでしょうか。
そして花田監督は、
早稲田大学が直面している箱根駅伝での
山区間5区を走れる強い選手がいない
という山問題の解決を、
工藤選手の走りに期待して命名した事は
明らかですよね。
そしてこの”山の名探偵”が
一気に世に広まったのが、
前回の箱根駅伝2024での中継の実況でした。
実況では、
工藤選手が花田監督から
“山の名探偵”
と呼ばれている事がアナウンスされ、
さらに、
「早稲田の山の問題を解決してほしい」
との花田監督からの激励コメントも
紹介されました。
そして、
5区を走った工藤選手は、
ルーキーながら区間6位の好走をみせ、
1人を抜いて早稲田大学の総合7位に
貢献しました。
もちろん“山の神”
の領域にはまだ遠いとは思いますが、
“山の名探偵”
として早稲田大学の山問題解決の糸口を
掴んだレースでした。
そしてSNS上では、
“山の名探偵”がトレンド入りし、
工藤選手は一躍注目を浴びる選手
となりました。
次の箱根駅伝2025では、
さらに進化した“山の名探偵”が、
早稲田大学の山問題を完全に解決する
走りをみせてもらいたいですね。
工藤慎作と名探偵コナンの関係とは?
前回の箱根駅伝2024の際に
SNS上でトレンド入りした“山の名探偵”。
工藤選手とアニメ名探偵コナンを関連付ける
話題がSNS上で飛び交いました。
アニメ名探偵コナンと工藤選手には、
どんな共通点があるのでしょうか。
名探偵コナンは、
1994年に刊行が開始された、
青山剛昌(あおやま ごうしょう)先生
原作の推理漫画です。
1996年からテレビアニメが放送開始され、
1997年からは毎年劇場版映画が公開。
2023年2月時点で、
単行本の全世界累計発行部数が2億7000万部
を突破している大人気アニメです。
私も大好きなアニメで、
映画館に何度も足を運んでいます。
黒ずくめの組織によって幼児化させられた
天才高校生探偵が、
江戸川コナンと名乗り、
組織の行方を追いながら数々の事件を
解決していく痛快推理漫画です。
主人公江戸川コナンの正体は、
天才高校生探偵の工藤新一。
父親の名前は工藤優作です。
そして江戸川コナンの代名詞といえば、
メガネですよね。
そんなアニメ名探偵コナンと
工藤選手の共通点を挙げてみると、
一つ目は、
工藤選手もメガネをかけている事。
二つ目は、
工藤選手も明晰な頭脳の持ち主である事。
工藤選手は高校時代、
数多くの難関大学合格者を輩出している
特進コースに在籍していました。
三つ目は、
なんといっても工藤慎作という名前でね。
名前についてはもはや名探偵コナンの
主人公”工藤新一”と
父親の”工藤優作”を
意識しているとしか思えません。
工藤選手の御両親が名探偵コナンの
ファンなのか、
確認してみたいところです。
工藤選手の見た目がコナンに似ているかは
置いておくとして、
これ程の共通点があれば、
工藤選手と名探偵コナンの関連性が
SNS上で話題になるのも納得ですね。
工藤慎作の早稲田大学での活躍
工藤選手は、高校卒業後、
早稲田大学に進学します。
工藤選手は早稲田大学を進学先に選んだ
理由を以下のように語っています。
「早稲田大学はスピードを結構得意としている。
自分の課題がそのスピードなので、
弱点を補ってより大きな選手になりたい。」
そんな工藤選手の、
早稲田大学での活躍をみていきましょう。
工藤選手は、
入学してすぐの関東インカレで
10000mに出場し、
28分35秒76の好タイムで6位入賞を
果たしています。
工藤選手の大学駅伝デビューは、
1年生の第35回出雲駅伝です。
本人が
「夏合宿が終わったあたりから思うように
調子が上がらなかった」と話しているとおり、
4区を走った工藤選手は、
区間10位。
続く全日本でも、
4区を走った工藤選手は、
区間13位と、
思うように結果を残せませんでした。
そして迎えた前回の箱根駅伝2024。
1年生ながら5区を走った工藤選手は、
1時間12分12秒の好タイムで区間6位の
走りみせ、
早稲田大学のシード権獲得に貢献しました。
出雲や全日本では調子が上がらなくても、
箱根の山ではしっかりと結果を出すところが
凄いですよね。
”山の名探偵”工藤選手の実力を証明した
レースでした。
工藤選手はレース後、
自身のSNSに
「”山の名探偵”として早稲田の
山問題を解決できたかと思います。
本日は応援ありがとうございました。」
と投稿しています。
工藤選手には、
「こちらこそ世間の期待通りのコメント
ありがとうございます」と伝えたいですね。
そして今年2年生になった工藤選手は、
さらなる進化を遂げています。
3月の日本学生ハーフマラソン選手権では、
1時間2分29秒の好タイムで3位に入賞。
そして今年の出雲でアンカーの6区を
走った工藤選手は、
國學院大學の平林清澄選手には
及ばなかったものの、
駒澤大学の篠原倖太朗選手、
青山学院大学の太田蒼生選手という
両校のエースランナーを4秒抑えての
区間2位という結果を残しています。
まさに快挙ですね。
さらにその後の全日本でも、
アンカーの8区を走った工藤選手は、
区間3位の結果を残しています。
花田監督は、
工藤選手についてこう話しています。
「普段はほわーっとしていて強そうに
見えないんですよね。
でも、いざ走ったら、“どこにそんな強さがあったんだ”
って思うほどの強さを見せるんですよね」
普段のおっとりしたイメージから、
レースになると一変して、
戦闘モードに切り替わり、
高いパフォーマンスを発揮する
こうしたギャップもまた工藤選手の
魅力の一つかもしれません。
今年絶好調の工藤選手。
次はいよいよ決戦の地、箱根駅伝です。
強大なライバル達がひしめく山登り5区で、
”山の名探偵”がどんな走りをみせるのか、
今からワクワクが止まりませんね。
工藤慎作の出身高校はどこ?
工藤選手の出身高校は、
八千代松陰(やちよしょういん)高校です。
千葉県の強豪高校です。
工藤選手は、
全国高校駅伝では上り基調の3区を
走っており、
1年時は区間14位でしたが、
2年時には区間6位、
3年時には区間5位の好成績を
収めるなど、
高校時代からロードの上りへの適性を
見せていた事が分かります。
工藤選手は、
高校時代からすでに
”山の名探偵”の片鱗をみせて
いたんですね。
それにしても、
3年連続で全国高校駅伝に出場できる
だけでも凄くないですか。
そして3年時の工藤選手は、
留学生とも互角の勝負をするまでに成長し、
八千代松陰高校の全国3位入賞に
貢献しています。
その他の主な大会での
工藤選手の成績については
以下にまとめました。
[1年生]
千葉県高校駅伝2位
関東地区高校駅伝13位[2年生]
千葉県高校総体陸上 5000m 4位と3位
関東高校陸上競技会南関東ブロック 6位全国高校総体陸上 7位
千葉県高校駅伝 1位
関東地区高校駅伝 3位[3年生]
千葉県高校総体陸上 3位と1位
関東高校陸上競技会南関東ブロック 2位全国高校総体陸上 4位と10位
順天堂大学長距離競技会5000m 1位
千葉県高校駅伝 1位
以上のように、
工藤選手は高校の3年間で
着実に成長を遂げました。
高校時代のこうした沢山の
大会出場経験が、
工藤選手の現在の活躍に繋がって
いるんですね。
工藤慎作の出身中学はどこ?
工藤選手の出身中学は、
船橋市立三田(みた)中学校です。
中学校時代の工藤選手について
調べてみたのですが、
残念ながら情報が殆ど出ておらず、
中学1年時から陸上競技を始めた
という事くらいしか分かりません
でした。
高校では1年時から全国高校駅伝で
走っていた事を考えると、
中学時代に何も成績を残していない
とは考えにくいのですが。
この先新たな情報が入る事があれば、
また紹介したいと思います。
まもなく始まる箱根駅伝2025。
5区を走る工藤選手の前には、
青山学院大学の
若林宏樹(わかばやし ひろき)選手、
駒澤大学の
山川拓馬(やまかわ たくま)選手、
創価大学の
吉田響(よしだ ひびき)選手といった、
錚々たる選手達が立ちはだかります。
工藤選手は、
各校の”山の神”候補達を相手に
どんな走りをみせてくれるのでしょうか。
早稲田大学が、
三強の1角を崩して総合3位以内に食い込む
為には、
”山の名探偵”工藤選手の活躍が
鍵を握っているのは間違いないですね。
今度の箱根駅伝2025では、
例年に増して5区での争いに注目が集まって
います。
「山を制するものは箱根を制す」です。
工藤選手の走りと、
早稲田大学の活躍に注目しましょう。
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